公開日:2026年11月1日 さくっと結論 長崎県の大学生26名を対象に、温州みかんを毎日2個、8週間食べてもらう試験が行われました。期間は11月から1月です。研究の主な目的は、脳の働きに関わる血液中のBDNFが増えるかを調べることでしたが、食べないグループとの差は認められませんでした。一方で、気分の検査では、みかんを食べたグループで「落ち込み」が減り、「活気」が高まりました。ただし、26名の小さ […]
公開日:2026年10月30日 さくっと結論 スペインの55歳以上の1,665名を対象に、食事から摂るポリフェノールの量と、細胞の老化の目印「テロメア」の長さの関係を調べた研究です。食事は最初に調査し、テロメアはその約8年後に測りました。その結果、フラボノイドを最も多くとる人は、最も少ない人に比べて、テロメアが短い人の割合が約49%低いことがわかりました。食品別にみると、果物を多く食べる人(約35 […]
公開日:2026年10月25日 さくっと結論 中国の男性ボクサー15名が、カフェイン体重1kgあたり3mg・6mg・偽薬(プラセボ)の3つの条件をすべて試しました。その結果、摂取から60分後には、3mg/kgでも6mg/kgでも、ジャンプの高さとパワーが偽薬より向上しました。高さは3mg/kgで+3.9cm、6mg/kgで+5.1cmで、2つの量の間に有意な差はありませんでした。6mg/kgのほう […]
公開日:2026年10月24日 さくっと結論 カフェインが入っていない偽物(プラセボ)を「カフェインです」と伝えて飲んでもらうと、運動の成績がどう変わるのか。この問いを調べた17件の研究(参加者257名)をまとめて分析しました。その結果、本当はカフェインが入っていないのに、成績が小〜中程度向上しました(効果量d=0.49)。これは、本物のカフェインについて報告されている効果(d=0.16〜0.63 […]
公開日:2026年10月17日 さくっと結論 こんにゃくの食物繊維「グルコマンナン」の研究を調べた、メタ解析が発表されました。対象は、肥満・2型糖尿病などインスリンが効きにくい状態の成人で、11本の臨床試験をまとめています。グルコマンナンを摂ったグループでは、空腹時血糖が平均7.02mg/dL下がりました。一方で、コレステロール・中性脂肪・体重・血圧には、はっきりした効果はみられませんでした。また […]
公開日:2026年10月11日 さくっと結論 風邪・感染症対策には大きく分けて、経口摂取で体の内側から備える方法とうがいで入り口をガードする方法の2つがあります。当サイトの論文記事を整理すると、経口摂取では酵母βグルカン・マイタケ・緑茶カテキンや乳酸菌に一定の根拠があり、うがいは昆布だしうがいに唾液分泌を支える根拠がある一方、緑茶うがいは今回ご紹介する試験では水うがいと有意差がありませんでした。気 […]
公開日:2026年10月10日 さくっと結論 ブラジルのランナー27名(全条件を完了したのは20名)を対象にした二重盲検クロスオーバー試験で、走る45分前にカフェインとカプサイシンを一緒に摂ると、10km走のタイムがプラセボより約70秒短くなりました(p=0.048)。ただし、統計的にタイムに影響していたのはカフェインだけで、カプサイシン単独の効果や、組み合わせによる上乗せ効果は確認されませんでし […]
公開日:2026年10月9日 さくっと結論 107件のRCT・101,751人を統合したネットワークメタ解析で、風邪(上気道感染症)そのものにかかりにくくなる効果は緑茶由来のカテキン(リスク21%減)と乳酸菌が、新型コロナ・インフルエンザの予防には高用量ビタミンD(リスク34%減)が、症状の重さを和らげる効果は複数菌株のプロバイオティクスが、それぞれ最も有力という結果でした。目的別に使い分けるのが […]
公開日:2026年10月4日 さくっと結論 日本の4都県で18〜70歳の1,012名が参加した多施設RCTで、緑茶粉末のうがいと水うがいを1日3回・12週間比べたところ、新型コロナの発症率はどちらも5.4%で差がありませんでした。うがいを8割以上続けられた人に限ると、発症率は緑茶4.4%、水5.7%でした。緑茶の方が22.8%少ない計算ですが、この差も統計的に有意ではありませんでした。うがいによる […]
公開日:2026年10月3日/更新日:2026年10月10日(関連記事追記など) さくっと結論 21件の無作為化クロスオーバー試験(348名)を統合したメタ分析で、運動の30〜45分前にカプサイシン類を摂ると、プラセボと比べて運動パフォーマンスが小さいながら有意に向上しました(g=0.20、p<0.01)。効果が見られたのは、パワー(g=0.39)と筋持久力(g=0.25)です。筋力と有酸素 […]