【筋トレの効果を高めたい方へ】海藻由来フコイダンで除脂肪体重・パワーが向上?最新研究でわかった相乗効果

【筋トレの効果を高めたい方へ】海藻由来フコイダンで除脂肪体重・パワーが向上?最新研究でわかった相乗効果

さくっと結論

健康な成人20名を対象にした6週間のレジスタンストレーニング試験で、フコイダンブレンドを摂取したグループは、プラセボ群と比べて除脂肪体重の増加・体脂肪率の低下・ピークパワーの向上が有意に見られました。

論文情報

タイトル

Investigating fucoidan blend supplementation and resistance training in humans: a parallel randomized controlled trial design

著者名

Chris van der Poel氏、他

掲載誌

Scientific Reports(2025年11月)

内容要約

目的

動物実験では効果が示されていたフコイダンについて、健康な成人の筋力・無酸素パワー・体組成に与える効果をヒトで検証すること。
 

フコイダンとは、海藻に含まれている水溶性食物繊維の1種です。

方法

  • オーストラリアで実施された二重盲検ランダム化並行群間比較試験
  • レクリエーションレベルで活動する健康な成人20名(男性9名・女性11名、平均38歳前後)が対象
  • フコイダンブレンド群(1g/日)とプラセボ群に分け、週2回・6週間のレジスタンストレーニング(背スクワット・デッドリフト・ベンチプレス等、週を追うごとに強度を70%→85%1RMまで段階的に増加)を実施

  

この研究はオーストラリアで実施されたものです。
体格や食生活が異なる日本人にそのまま当てはまるとは限らない点にご留意ください。

結果・考察

筋力はどちらの群も向上、パワーと体組成はフコイダン群が優位

指標フコイダン群プラセボ群
1RM背スクワット両群とも有意に増加両群とも有意に増加
ピークパワー有意に増加有意な変化なし
除脂肪体重有意に増加有意な変化なし
体脂肪率有意に減少有意な変化なし
  • 筋力そのものはトレーニング効果によりどちらの群も向上しましたが、瞬発的なパワーと体組成の変化については、フコイダンを摂取したグループの方が明確に優れていました
      

海藻を食べて筋トレをすれば、筋肉がついて体脂肪率も減少するようです。

  

想定されるメカニズム

研究チームは「フコイダンが脂肪の合成を促すことなく脂肪分解(リポリシス)を増加させ、ライソゾーム関連の遺伝子発現を高めることで脂肪蓄積を軽減している可能性がある」と考察しています。
また、パワー向上の仕組みは明確でなく、今後の研究が必要としています。
    

    安全性について

    論文中に有害事象に関する明確な記載はありませんが、全参加者が試験を完了し、摂取遵守率100%と報告されています。

    結論

    フコイダンブレンドの6週間摂取は、レジスタンストレーニングと組み合わせることで、除脂肪体重の増加・体脂肪率の低下・無酸素パワーの向上という、トレーニングだけでは得られない上乗せ効果をもたらす可能性が示されました。
    ただし著者は、20名という小規模な試験であること、食事内容を管理していないこと、6週間という短期間であることを限界として挙げています。

    ブログ執筆者まとめ

    「同じトレーニングをしているのに、周りより体が変わりにくい」と感じている方は、摂取している栄養素を見直すのも一つの手です。
    今回の研究のように、もずくや昆布、わかめに含まれるフコイダンを取り入れることでトレーニング効果を後押しできる可能性があります。

    海藻については酸化ストレスを減らす効果も報告されているので、あわせてチェックしてみてください。

    30秒で解決!フコイダンに関するQ&A

    Q:フコイダンサプリを飲めば、それだけで筋肉がつくの?

    A:いいえ、今回の研究でもフコイダンはあくまでレジスタンストレーニングと組み合わせて効果が確認されています。トレーニングをしたうえでの上乗せ効果と考えてください。

    Q:どのくらいの量を、どのくらいの期間摂ればいいの?

    A:今回の研究では1日1g(500mg×2カプセル)を6週間摂取しています。製品によって濃度が異なるため、実際に摂る際は各製品の推奨量に従ってください。

    Q:副作用の心配はない?

    A:今回の研究では有害事象に関する具体的な報告はなく、全員が試験を完了しています。ただし持病がある方・薬を服用中の方は念のため医師にご相談ください。

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    ※ブログ執筆者は研究者ではないので、細かい点で間違いがあるかもしれません。
    ご了承いただけますと幸いです。
    じっくり論文の内容を確認したい方は各論文のタイトルからチェックしてみてください。

      

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