釣りをすると幸せになる?

タイトル
Mental Health and Recreational Angling in UK Adult Males: A Cross-Sectional Study
内容要約
目的
釣りのメンタルへの影響を調べた調査。
方法
18歳以上の成人1,752名が対象。
アンケートによる横断研究。
結果・考察
釣りの頻度
毎日0.1%、週5~6回0.7%、週3~4回6.0%、週1~2回37.9%、2週に1度25.6%、月1回以下29.7%
釣り1回あたりの時間
1時間未満が0.1%、1~2時間が0.7%、3~4時間が13.1%、5時間以上が85.7%
・釣りの頻度が2週間に1回未満の場合、うつ病や希死念慮、自傷行為と回答した人が有意に多かった。
・釣り1回あたりの時間については3時間未満の場合、希死念慮と回答した人が有意に少なかった。
・ワーウィックエジンバラ精神的幸福スケール(WEMWBS、主観的幸福感のスコア、点数が高いほど幸福感が高いことを意味する)は、釣りを頻繁に行っているほど有意に高かった。
・ベック抑うつ尺度(BDI、点数が高いほど抑うつレベルが高いことを意味する)は、釣りを頻繁に行っているほど有意に低かった。
・ベック不安尺度(BAI、点数が高いほど不安レベルが高いことを意味する)は、釣りを頻繁に行っているほど有意に低かった。
⇒釣りをよくする人では、幸せを感じてる人が多く、不安を感じている人が少なかった。
釣り堀ではメンタルへの影響度合いに違いがみられるか、釣果はメンタルへの影響度合いに影響するか
※ブログ執筆者は研究者ではないので、細かい点で間違いがあるかもしれません。
ご了承いただけますと幸いです。
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