熱中症対策のカギはバランスの取れた食事?

熱中症対策のカギはバランスの取れた食事?

タイトル

Association between the experience of exertional heat illness (EHI) and living conditions of collegiate student athletes

内容要約

目的

食習慣がアスリートの熱中症リスクと関連があるのかを調べた研究。

方法

対象
年齢:大学生アスリート
国籍:日本人
性別:男子
人数:197名

アンケート調査により、熱中症の経験の有無・熱中症が疑われる症状の経験の有無、食事習慣、睡眠習慣、身体活動量などを調査。

結果・考察

熱中症の経験
・44.7%の学生が熱中症の経験ありと回答。

食習慣
・「主食、主菜、副菜がそろった食事を摂る回数」が1日2回以下の学生は72.6%、1日3回の学生は27.4%。

食習慣と熱中症の関係
・「主食、主菜、副菜がそろった食事を摂る回数」が1日2回以下の学生では、熱中症の経験ありは49.0%。
・「主食、主菜、副菜がそろった食事を摂る回数」が1日3回の学生では、熱中症の経験ありは33.3%、1日2回以下の学生と比較して有意差あり。

⇒バランスの良い食事の頻度が高いことが、熱中症発生リスクの抑制につながる。

※ブログ執筆者は研究者ではないので、細かい点で間違いがあるかもしれません。
ご了承いただけますと幸いです。
じっくり論文の内容を確認したい方は各論文のタイトルからチェックしてみてください。

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