ゆで卵と生卵で筋肉の合成に違いが出る?
タイトル
Raw Eggs To Support Postexercise Recovery in Healthy Young Men: Did Rocky Get It Right or Wrong?
内容要約
目的
運動後の筋合成において、ゆで卵と生卵の違いが影響を与えるのかを調べた研究。
方法
健康な男性45人が対象を①対照チーム(クロワッサンとバター、オレンジジュース:エネルギー394kcal、たんぱく質5g、脂質20g、炭水化物47g )、②ゆで卵チーム(卵5個 :335kcal、たんぱく質30g、脂質23g、炭水化物0g )、③生卵チーム(卵5個 :335kcal、たんぱく質30g、脂質23g、炭水化物0g ) に分けて実施。
ウォーミングアップ後、 チェストプレスとショルダープレスを実施。
採血: 210分前、120分前、60分前、運動終了直後、および、15、30、45、60、75、90、120、150、180、240、300分後。
外側広筋採取: 運動前、120、300分後。
結果・考察
ゆで卵・生卵チームにおいて、血漿中のロイシン濃度はすべての時点で対照チームより有意に上昇。食後30~180分後においては、生卵チームよりゆで卵チームが有意に上昇。
筋タンパク質合成率は3チームとも運動前よりも有意に上昇。
ゆで卵・生卵チームの間で有意差はなし。
たんぱく質量をしっかりと摂取できれば、ゆで卵と生卵における筋合成に差はない。
※ブログ執筆者は研究者ではないので、細かい点で間違いがあるかもしれません。
ご了承いただけますと幸いです。
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