外遊びは子どもが近視になるのを遅らせる?
目次
論文情報
タイトル
著者名
渡辺 憲雄、他
所属
内容要約
目的
屋外活動と近視に関する論文を精査した研究。
方法
システマティックレビュー(無作為化比較試験の論文を集めて、結果を統合して解釈する方法)にて調査。
対象論文:5件
属性:小学生
合計人数:1万733人
結果・考察
近視発症率
・屋外活動を増やしたチームでは、屋外活動を増やさなかったチームと比較して、近視発症率が1年後では2.4%、2年後では4.2%、3年後では9.3%減少。
屋外活動を増やすことは、近視の発症予防に一定の効果が期待できそう。
医学的な介入をせずに近視をストップできるのであれば素晴らしいですね。
どの程度屋外活動を増やせばよいか、屋外活動の種類は関係するか、近視が発症してから進行を遅延させる効果が期待できるかなども気になるポイント。
いずれにしても子どもの時から運動が身近であれば、視力以外の健康にもつながるため、子どもたちが運動したくなるきっかけづくりが重要ですね。
子ども関連の論文はこちらもチェック↓
※ブログ執筆者は研究者ではないので、細かい点で間違いがあるかもしれません。
ご了承いただけますと幸いです。
じっくり論文の内容を確認したい方は各論文のタイトルからチェックしてみてください。
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
-
前の記事
ランニング後は低脂肪で高糖質の甘い物が食べたくなる? 2024.07.28
-
次の記事
食事の質はシチュエーションによって変わる? 2024.08.02