分岐鎖アミノ酸の摂取は筋肉痛を抑制できる?
目次
論文情報
タイトル
著者名
ハムディ・チュトゥル 、他
所属
スファックス高等スポーツ体育研究所
内容要約
目的
筋損傷や筋肉痛に対する必須アミノ酸(BCAA)の有用性を検証したメタ解析
方法
対象
18件の研究
性別:男性のみ14件、女性のみ2件、両方2件
BCAAの摂取量:3.15~29.3g/日(0.08~0.54g/kg体重/日)
BCAAの摂取期間:1~28日
運動誘発性筋損傷(EIMD)はクレアチンキナーゼ(CK)、乳酸脱水素酵素(LDH)によって評価。
結果・考察
クレアチンキナーゼ(CK)
・BCAA摂取により、運動誘発性筋損傷発生直後・72時間後のクレアチンキナーゼの有意な低下。
・24・48・96時間後では有意な低下は認められず。
乳酸脱水素酵素(LDH)
・BCAA摂取による乳酸脱水素酵素の有意な低下は認められず。
遅発性筋肉痛
・BCAA摂取により、運動誘発性筋損傷発生から24・48・72・96時間後における遅発性筋肉痛の有意な低下。
・直後では有意な低下は認められず。
・摂取量が多いほど、遅発性筋肉痛の抑制効果が認められた。
・男性の方が遅発性筋肉痛の抑制効果が認められた。
⇒摂取するタイミングや同時に摂取する栄養素やフィトケミカルによって影響があるのかが気になるポイント。
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