パラチノースを摂取すると、レース終盤で加速できる?
タイトル
内容要約
目的
イソマルツロース(パラチノース)の摂取によって、長時間の運動を行っている最終段階での無酸素運動能力が向上するかを調べた研究
方法
男性アスリート13名が対象。
クロスオーバー法。
①イソマルツロース(パラチノース)またはスクロース75gを含む500mLの水溶液を摂取。
②摂取60分後にトレッドミルにて50~60%VO2maxで45分のランニングを、10分間の休憩を挟んで2回(計90分)実施。
③2回目のランニング後、自転車エルゴメーターにて、体重の7.5%の負荷で30秒間のウインゲートテストを施行し、無酸素性運動能力を測定。
結果・考察
・心拍数やエネルギー消費量、糖質酸化、脂質酸化、走行距離、平均速度、運動強度に違いはなし
・スクロース摂取チームよりもイソマルツロース摂取チームの方が、糖質酸化のスピードが緩やかだった
→糖質の利用を抑えながらも、走行距離や平均速度、運動強度に違いはなし
⇒イソマルツロース摂取で体内のグリコーゲンを節約できる可能性がある
・スクロース摂取チームよりもイソマルツロース摂取チームの方が、最大パワーと平均パワーともに高かった
⇒イソマルツロース摂取でレース最終盤で加速できる可能性がある
イソマルツロース(パラチノース) が入った商品を補食として準備しておきましょう!
イソマルツロース(パラチノース)入りの補食
スポーツようかん
Enemoti
※ブログ執筆者は研究者ではないので、細かい点で間違いがあるかもしれません。
ご了承いただけますと幸いです。
じっくり論文の内容を確認したい方は各論文のタイトルからチェックしてみてください。
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
-
前の記事
視力に関連する栄養素は何? 2023.09.14
-
次の記事
LDLコレステロールが低いと自殺リスクが上がる? 2023.09.21