腸内細菌と持久力の関係は?
目次
今回のテーマ
腸内細菌と持久力の関係は?
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論文情報
タイトル
Gut bacteria are critical for optimal muscle function: a potential link with glucose homeostasis.
ジャーナル/年月
Am J Physiol Endocrinol Metab. 2019 Jul
著者
Kevin Nayら
URL
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31039010/
論文内容
目的
腸内細菌が減少すると持久力や筋肉の反応にどのような変化が起きるかを調べる。
対象
マウス
方法
マウスに抗生物質を摂取させて腸内細菌を減らし、持久力や筋肉の反応を観察する。
グループA:標準の餌を21日間食べる
グループB:抗生物質入りの餌を21日間食べる
グループC:抗生物質入りの餌を10日間食べた後、
標準の餌を11日間食べる
結果
ブログ執筆者の考察
腸内細菌が持久力に影響を与えていると言えそうです。
今後の展開としては、
・ヒトでも同じ結果となるかどうか
・腸内細菌の種類は関係するのか
・持久力の高いアスリートの腸内細菌を調べると共通点があるか
・抗生物質摂取の期間を短くすれば持久力低下の影響を少なくできるか
・抗生物質入りの餌を摂取する期間と標準の餌を摂取する期間を調整することによって、筋グリコーゲンをむしろ高めることが可能かどうか
・肝グリコーゲンへの影響はどうか
などが気になりますね。
※ブログ執筆者は研究者ではないので、細かい点で間違いがあるかもしれません。
ご了承いただけますと幸いです。
じっくり論文の内容を確認したい方はURLよりチェックしてみてください。
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