【バスケ選手必見】ジャンプ力を決めるのは筋肉量?それとも体脂肪量?パフォーマンスと体組成の深い関係
さくっと結論
高く、遠くへ跳びたいなら、有酸素運動(走り込み)よりも筋トレ(無酸素運動)を優先すべきと言えそうです。体脂肪率を下げ、筋肉量(骨格筋量)を増やすことがジャンプ力の向上に直結します。
論文情報
タイトル
著者名
Senanayake SP氏、他
所属
General Sir John Kotelawala Defence University
内容要約
目的
バスケットボールにおいて重要なジャンプ力(垂直跳び・立ち幅跳び)と、選手の体組成(体脂肪率や筋肉量など)がどのように関連しているかを評価し、トレーニングプログラム改善のための基礎データを提供することを目的とした研究 。
方法
大学の男子バスケットボール選手10名(21〜25歳)を対象に実施 。
体組成計(オムロン製 HBF-516B)を用いて体重、体脂肪率、骨格筋量、内臓脂肪レベルなどを測定した 。
その後、身体能力テストとして垂直跳び(VJ)と立ち幅跳び(SLJ)の記録を計測し、体組成のデータとどのような相関があるかを統計的に分析した 。
結果・考察
骨格筋量(筋肉)とジャンプ力の関係
- 骨格筋量が多い選手ほど、垂直跳び(r=0.75)および立ち幅跳び(r=0.852)の記録が明確に高くなるという、強い正の相関が確認された 。
当然と言えば当然の結果となりました。
体脂肪とジャンプ力の関係
- 体脂肪率が高いほど、立ち幅跳びの記録が有意に低下する(負の相関:r=-0.768)ことが示された 。
- 対象となった選手の平均体脂肪率は16.31%であり、アスリートとしてはやや高い水準にあった 。
体脂肪量が多いと、膝や腰の負担の増加に繋がるため、故障のリスクも上がってしまします。
結論
バスケットボールにおいては、低体脂肪・低BMI・高筋肉量の選手ほどジャンプのパフォーマンスが高い 。
チームの競技力を向上させるためには、有酸素運動よりも筋力トレーニング(無酸素運動)に焦点を当てたプログラムに変更し、筋肉量を増やして体脂肪を減らすアプローチが推奨される 。
ブログ執筆者まとめ
BMIは身長と体重で算出されるために筋肉量や体脂肪量は反映されません。
そのため、アスリートを評価する際にはBMIだけでなく、筋肉量や体脂肪量、つまり体組成にも注目する必要があります。
バスケットボールは競技特性上、ジャンプ力が求められるため、今回の論文では結果も踏まえて筋トレが推奨されています。
もし体重増加だけで満足しているバスケットボール選手がいれば、体組成にも注目してほしいですね。
30秒で解決!体組成とジャンプ力に関するQ&A
Q:ジャンプ力を上げるには、ジャンプの練習だけではダメですか?
A: ダメではありませんが、遠回りになる可能性があります。
この論文では、骨格筋量(筋肉の量)が多い選手ほど高く・遠くへ跳べることが実証されています 。
跳び方の技術に加えて、エンジンとなる筋肉そのものを大きくすることが近道です。
筋肉の材料となるたんぱく質(肉・魚・卵・豆腐などに多い)や筋合成を加速させるのに必要なデンプン(ご飯・パン・麺・芋などに多い)を毎食食べることも忘れずに。
Q:バスケ選手は、走り込み(有酸素)と筋トレ(無酸素)、どっちが重要ですか?
A: パフォーマンス向上(ジャンプ力アップ)を狙うなら筋トレ(無酸素運動)が推奨されています 。
筋肉量を増やすことで基礎代謝が上がり、結果的に余分な体脂肪(重り)を減らすことにも繋がるからです 。
ただし、走り込み(有酸素)がダメというわけではありません。
ジャンプ力は筋トレで、体力は走り込みで、などトレーニングの目的をしっかりと意識した上で練習に取り組みましょう!
そして、食事のレベルアップも図れば完璧です!
※ブログ執筆者は研究者ではないので、細かい点で間違いがあるかもしれません。
ご了承いただけますと幸いです。
じっくり論文の内容を確認したい方は各論文のタイトルからチェックしてみてください。
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