【花粉症・鼻炎に】生姜が市販の鼻炎薬と同等の効果!?眠くならない天然の鼻炎ケア
さくっと結論
生姜エキスは、アレルギー性鼻炎(鼻水、鼻づまり等)を改善する効果があり、一般的な抗ヒスタミン薬(ロラタジン)と同等の効果を持ちながら、眠気などの副作用が少ないことが証明されました。
論文情報
タイトル
著者名
Rodsarin Yamprasert氏、他
掲載誌
BMC Complementary Medicine and Therapies (2020年)
内容要約
目的
アレルギー性鼻炎(AR)の治療において、生姜エキスの有効性と安全性を、世界中で広く使われている抗ヒスタミン薬「ロラタジン」と比較・評価すること。
方法
- 中等度のアレルギー性鼻炎を抱える患者80名を対象に実施。
- 対象者を、生姜エキス群(1日500mg摂取)と、ロラタジン群(1日10mg摂取)の2グループに無作為に分け、それぞれ3週間および6週間にわたって継続摂取。
- 効果の測定には、鼻炎症状スコア(TNSS)、音響鼻腔計測(ARM)による鼻腔の広さ、QOL(生活の質)アンケート(RQLQ)を採用。
結果・考察
鼻炎症状の改善
- 生姜エキス群とロラタジン群のどちらも、鼻炎症状スコアが有意に改善し、両グループの間に効果の差はなかった。
生姜を食べることで薬と同程度に鼻水や鼻のかゆみを抑えられたようです。
鼻の通りやすさ
- 機器を用いた測定において、生姜エキス群は徐々に鼻腔の容積が増加(=鼻の通りが良くなる)したのに対し、ロラタジン群では物理的な容積変化は見られなかった。
鼻腔(簡単に言うと鼻の穴)が広がっているので鼻づまりの解消がみられるようです。
QOLの改善
- QOLは生姜エキス群とロラタジン群のどちらも有意に改善した。
副作用の少なさ
- 肝機能や腎機能、血圧への悪影響はどちらのグループにも無かったが、生姜エキス群の方が眠気、疲労感、めまい、便秘などの副作用報告が少なかった。
- 生姜エキス群では、げっぷの副作用報告が一番多かった。
眠気や疲労感を避けたい方は生姜、げっぷを避けたい方は薬、という使い分けでしょうか。
どちらも避けたいですが。笑
結論
生姜エキスは、アレルギー性鼻炎の症状と生活の質を改善する上で、標準的な鼻炎薬(ロラタジン)と同等の効果を発揮します。さらに副作用が少ないため、安全な代替治療として活用できることが示されました。
ブログ執筆者まとめ
花粉症や慢性的な鼻炎に悩んでいる方にとって、薬の眠気やだるさは仕事や勉強の大きな妨げになりますよね。
この論文の素晴らしいところは、身近な食材である生姜が、世界中で処方されている標準的な鼻炎薬と肩を並べる効果を証明しただけでなく、鼻の通り(鼻腔容積)を良くするという点においては薬以上の結果を出したことです。
管理栄養士としては以下の点を注視して引き続き情報取集していきたいと考えています。
- げっぷの症状はどのぐらいの頻度で発生するのか、頻度によってはQOLの低下に繋がる
30秒で解決!アレルギー性鼻炎と生姜に関するQ&A
Q:鼻炎薬を飲むと眠くなるのが悩みです。生姜は代用になりますか?
A: 期待できます。研究結果では、生姜エキスは薬と同等に鼻水や鼻づまりの症状を抑えつつ、眠気や疲労感といった副作用が少ないことが確認されています。
Q:1日にどのくらいの量の生姜を摂ればいいですか?
A: 論文の実験では、1日500mgの生姜エキス(カプセル)を使用しています。また、朝晩の1日2回に分けて摂取しています。実生活では、3食の食事だけでなく、市販されている生姜タブレットや生姜パウダーも活用しながら、摂取してみるとよいかと思います。
※ブログ執筆者は研究者ではないので、細かい点で間違いがあるかもしれません。
ご了承いただけますと幸いです。
じっくり論文の内容を確認したい方は各論文のタイトルからチェックしてみてください。
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