屋内と屋外では同じ運動でも苦しさや辛さに違いがある?
論文情報
タイトル
Perceived exertion can be lower when exercising in field versus indoors
著者名
ピーター・シャンツ、他
所属
ウメオ大学
内容要約
目的
屋内と屋外といった環境の違いが運動に与える影響を調べた研究。
方法
対象
年齢:40歳前後
性別:男女
人数:20名
屋内
自転車エルゴメーターにて、VO2と心拍数を測定。
負荷:男性は100W、150W、200W、女性は50W、100W、150W
屋外
通勤時にモバイル代謝システムによるモニタリング
自覚的運動強度(RPE)
呼吸の苦しさの主観的評価、下肢運動のつらさの主観的評価
結果・考察
呼吸の苦しさの主観的評価
・屋外における呼吸の苦しさの主観的評価は、屋内と比べて有意に低値。
下肢運動のつらさの主観的評価
・屋外における下肢運動のつらさの主観的評価は、屋内と比べて有意に低値。
屋外では外部の刺激を受けるため、苦しさや辛さが感じにくいのではないかと思われる。
今回の被験者は自転車で普段通勤している人が対象のため、屋外での自転車が日常、屋内の自転車が非日常となり、苦しさや辛さの感じ方に影響が出たのかもしれません。
※ブログ執筆者は研究者ではないので、細かい点で間違いがあるかもしれません。
ご了承いただけますと幸いです。
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