ポスティング制度を良くするために
- 2024.12.17
- ツール
ポスティング制度の不備がいろいろと指摘されているので、自分なりに今より良くなるにはどうしたらよいのか、思いつくままに書き出してみます。
・2年以内に国内へ戻る場合は元所属チームが優先交渉権(1ヶ月の猶予)
ポスティング制度が球団の了承が必要である以上、元所属チームの不利益が大きくなるのはよくないですね。
今後、ポスティングを認めない球団が増えるかもしれないので。
選手のメジャー挑戦の願いを球団が叶える以上、2年以内に国内に復帰する場合は優先交渉権が欲しいですね。
支配下の枠の都合やメジャー挑戦した選手の穴が埋まったケースもあるのであくまでも優先に交渉して、契約がまとまらなければ初めて他球団を交渉が可能になる仕組みが必要かなと。
野手の場合は穴が埋まる、もしくは埋める覚悟が球団にあるケースが多いかもですね。
・譲渡金が一定額を下回る場合は選手が補填する
メジャー挑戦を狙える選手=主力選手であることが多いので、球団としては戦力補強に使える軍資金を確保する必要が出てきます。
その資金を補えるのがポスティング制度の譲渡金だと思うので、元所属チームへの譲渡金が極端に少ない場合は、獲得球団からの譲渡金に選手が上乗せする形もアリかもですね。
金さえ用意すればいいんか!と批判も受けそうですが、補填するお金を用意できない=プロ野球選手として稼げていない=メジャー挑戦はまだ早いとも考えれるかと。
・元所属チームと同リーグへ移籍する場合は、年俸の15%を選手が元所属チームへ支払い
・別リーグへ移籍する場合は、年俸の5%を選手が元所属チームへ支払い
実際、ペナントレースで戦う同じリーグのライバル球団に移籍して活躍されるのが痛いわけなので、同リーグか別リーグかで分けてもいいかもしれません。
また球団間でお金のやり取りをするのではなく、選手がお金を支払うことに意味があるかもと。
・ポスティングの事例を踏まえて随時改善していく
想定外のケースはどんな制度でも起こりうることなので、定期的に制度を見直す仕組みを盛り込んでおく必要がありますね。
あらぬ疑いを選手にかけさせないためにも、制度の穴が見つかるたび埋めにかかる柔軟性が必要かと。
おわりに
選手がシンプルにメジャーに挑戦したい場合は応援できますが、FAのショートカット的にポスティング制度を利用できてしまう制度不備をなくしていきたいですね。
特定の選手を名指しで批判するのではなく、制度の問題点を都度都度改善していく流れになってほしいなと思っています。
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